新人看護師が辞めて幸せになる方法

日本看護協会が毎年行っている「2021年病院看護・外来看護実態調査」によると、正規雇用看護職員の離職率は10.6%、新卒採用者は8.2%(2020年度)とのこと。

毎年6万人近くの新人看護師が誕生していますが、そのうちの8%以上つまり約4800人程の新人看護師は1年未満に辞めてしまっているのが現状です。

「新人看護師がすぐにに辞めるだなんて自分だけかもしれない・・・」と思っても、自分の身近にいないだけかもしれません。

今回は、新人看護師が辞めたくなる理由とその解決策について、そして一番気になる看護師を辞めたあとどうやったら幸せになれるのか解説していきます。

この記事を最後まで読んでいただければ、仕事を辞めようかと悩んでいる新人看護師さんの次の一歩を踏み出すきっかけになると思います!

新人看護師が辞めたくなる理由って何?

新人看護師が辞めたいと思う理由はこんな感じです。

  1. 心と身体の健康問題
  2. 職場の人間関係
  3. 残業の多さ
  4. キャリアアップ

心と身体の健康問題

看護師の仕事は精神的にも肉体的にも辛いことが多い仕事です。

「抑うつ感」「自己否定感」「情緒不安定」などの『心の健康問題』、「胃部不快感」「体重減少」などの『身体の健康問題』などに悩まされる人が多いです。

『職場の人間関係』『残業の多さ』は、全て『心と身体の健康問題』につながってきます。

心と身体の健康状態を悪くしてまで看護師として働く必要は全くありません。

職場の人間関係

新人看護師の悩みで特に多いのが、プリセプターとの関係性ではないでしょうか。

プリセプターと相性が合わず必要な質問や相談ができない

仕事でミスをして怒られる

さらにプリセプターとの関係が悪化

仕事に行きたくない

といった悩みはよく聞きます。

プリセプターだけでなく、陰口ばかり言ってくる先輩や、それを知りながらも何もしてくれない師長、わざと邪魔をしてくる同期など、人間関係の悩みはつきません・・・

残業の多さ

看護師は残業が多いと言われていますが、想像以上の残業量ではないですか?

私も新人看護師のとき、残業の多さに目が飛び出るかと思いました・・・

「始業時間って何時だっけ?」というぐらい朝早くから出勤して、夜日付が変わる前に帰宅するなんてザラですよね。

『新人看護師は先輩より早く来て仕事をし、先輩が帰るまで自分も残って仕事をする』

なんて悪しき習慣があるところもまだまだあると聞きます。

「看護師に定時という概念はないのか・・・?」と思った人も多いのではないでしょうか。

「こんなのやってらんない!!!」と思っているのはあなただけではないです。

キャリアアップ

新人看護師でキャリアアップなんて・・・と思う人もいると思いますが、そんなことはありません。

自身のキャリアアップについてしっかりとした目標があり、今の職場環境では自分が目指しているキャリアプランが達成できないと感じる人は、もやもやした気持ちを抱えながら仕事をしているのではないでしょうか。

新人看護師で辞めても幸せになれるの?

実際に新人看護師で辞めた人の声をご紹介します。

どうですか?

新人で看護師を辞めたって、幸せにしている人はたくさんいます!

幸せになれるかどうかは「自分次第」ってことです。

どうしたら新人看護師で辞めてもそのあと幸せになれるの?

ズバリ、それは『転職すること』です。

さきほど紹介した「新人で看護師を辞めても幸せにしています!」と言っていた人たちも、全員転職しています。

つまり、

『転職すること』=『新人で看護師を辞めた後も幸せになれる最善の方法』

なんです!

転職は「逃げ」でも「悪いこと」でもありません。

自分自身の心と身体を守れるのはあなただけです。

少しでも「つらい」「辞めたい」と悩んでいるのなら、転職サイトをのぞいて見ましょう。

また、キャリアアップを考えている人に言いたいのが、『転職はキャリアアップするための一つの手段』ということです。

どんどん転職して、どんどん知識と技術を身につけて、どんどんキャリアアップしていきましょう!

まとめ

新人看護師だからこそ他の職場のことは全く分からないため、「これが普通なのか・・・」と思ってしまい頑張りすぎてしまう人もいますよね。

「新人だから辞めるなんて・・・」と思うのではなく、勇気をもって一歩踏み出してみましょう!

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